2017年4月15日土曜日

あからさまなだけで…

更新がおそくなりましたが、今年も元気にちゃれすくは開校しています! 今年の春もまた、新たな旅立ちと出会いの多い春でした。 そして、ようやく車いす生活にお別れをした私は、春の空気をたくさん吸いながら、再びダイエットに励むのです。
満開のさくらは3日もすれば、散はじめ、近くを流れる狐川はさくらの花びらで埋め尽くされていました。 そんなときに、あるメンバーが一言。「この花、きれい。春っぽい。」
満開の桜の木の下で鮮やかに自分を伝える花をみて、言った一言になぜか感動してしまいました。 春の訪れを伝えているのは、桜があからさまなだけで、春を伝えていない花はないんですね。 「がんばってます!」ってあからさまにしてくれる場合は、「頑張っているね」と評価することも簡単だったりします。でも、頑張っていない生徒なんかいません。(もちろん先生も)あからさまに頑張っている、伝えてくれるコト以外にもたくさん「がんばっているね」というトコロはある。それをどれだけ素直に見ることができるかで、指導する側の本質が試されるのかもしれません。 国公立大学合格の結果があからさまにすごい結果に見えるだけで、それ以上の苦しみや努力があったことは忘れないよ。大学生活が順調にいっているのがあからさまなだけで、順調にいくための葛藤や不安があったことは理解できるよ。夢に近づく学校に入学できたことがあからさまなだけで、この道で将来生きていけるのか常にもがいていることを知っているよ。自分の人生の責任を自覚したといった発言があからさまなだけで、今もいつまた引きこもりになってしまうかおびえていることは気づいているよ。 そして、私は太ってしまった理由が車いす生活だったというのがあからさまで、ケガをする前よりもご飯の量が格段に増えていたことを気付かれてしまっていました。だから、今年もまた、歩きます!あからさまに歩きます!ここに、来てもらえるように私が歩きます!その場から出てこられなくても大丈夫!私が歩いてそこまで行きますから!