2016年2月15日月曜日

コミュニケーションがある教育

「勉強したい」と思う気持ちはとても大切だ。と指導者なら誰もが思うことだと思うが、それを生徒自身に思わせることはなかなか難しい。 新年を迎え早や2ヶ月が過ぎた。 ちゃれすくには現在韓国からのゲストティーチャーが生徒と一緒に生活をしてくれている。 とても賢く、スポーツマンで、ちゃれすくに来ている子どもたちのことを理解してくれる頼もしい先生だ。 彼は、生徒の前で日本語の勉強を一生懸命している。 時にはこどもたちに日本語の質問をしたり、文字の書き方を教わったりしている。 今日は、個人設定の時間が急きょ韓国語講座になった。 ハングル文字の書き方を教わった生徒はどんな勉強よりも熱心に取り組んでいた。 そして、その生徒が一言「勉強が面白い」。 今、暇つぶしに韓国語を勉強している生徒が何人かいる。 なぜ、興味が持てたのか、おもしろいと思えたのかは分からない。 ただ、勉強が楽しいと感じることや、言語を学びたいと感じることは もしかすると苦手で、避けていたことなのかもしれない子が あっさりと取り組み始めたのは、やはり「ヒト」の力なように感じた。 教える側、教えられる側の前に、 伝える側、受け取る側になり、 はじめて学習が生まれるように感じた。 自分は、今、伝える側になれているだろうか? 受け取る側になれているだろうか? と考えさせられる場面だった。